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コルディリネ
東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドなどにおよそ20種が分布する熱帯性の樹木です。
属名の発音違いから、「コルジリネ」「コルディリーネ」とも呼ばれます。
近い仲間に観葉植物として広く普及しているドラセナ類があり、混同されやすいです。
属名はギリシア語のコルディレ(こん棒)に由来し、棒状の太い根茎を持つところにちなみます。
葉はおおむね先端のややとがった長楕円形で、ササやハランに似ています。
代表的な園芸品種に、深い赤紫色の葉に蛍光色の赤い縦縞が入る'アイチアカ'(愛知赤)
深いグリーンで赤紫色の縁取りが入る’レッドエッジ’、淡い緑にクリーム、赤、ピンク
などのかすれ模様が不規則に入る'トリコロル'があります。
本来は高さ1~3mの低木ですが、高さの低く抑えられた’ナナ・コンパクタ’などの品種もあります。
葉色は赤紫や赤系統が多いですが、派手な中にもシックで独特の雰囲気をもち、
寄せ植えでも良いアクセントになります。