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熱中症の応急処置

Hea7-3

梅雨明けしてからというもの毎日うだるような暑さですね・・・
室内だからと言って熱中症にかからないとも限りません。
暑いときには熱中症の兆候に注意しおかしいなと思った場合には早めに休み、応急処置をすることをお勧めします

熱失神・熱疲労

熱中症

涼しい場所で水分補給

涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、

水分を補給すれば通常は回復します。

足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージするのも有効です。

吐き気やおう吐などで水分補給ができない場合には

病院に運び、点滴を受ける必要があります。

熱痙攣(けいれん)

生理食塩水

生理食塩水を補給

 生理食塩水(0.9%)を補給すれば通常は回復します。

 経口補水液 OS-1など

 塩分が含まれているものを補給してください。

熱射病

熱射病

体を冷やしながら

一刻も早く病院へ!!

死の危険のある緊急事態です。

体を冷やしながら集中治療のできる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。

いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが予後を左右するので、

現場での処置が重要です。

熱射病が疑われる場合には、直ちに冷却処置を開始しなければ

なりません。

冷却は、皮膚を直接冷やすより、全身に水をかけたり、濡れタオルを当てて

扇ぐ方が、気化熱による熱放散を促進させるので効率がよくなります。

また、頸部、腋下(脇の下)、鼠径部(大腿部の付け根)などの大きい血管を

直接冷やす方法も効果的です。

またとっさの場合、近くに十分な水が見つからない時の

効果的な体の冷却法として、次のことを実行してください。

水筒の水、スポーツドリンク、清涼飲料水などを口に含み、

患者の全身に霧状に吹きかけてください。

全身にまんべんなく吹きかけることにより、汗による気化熱の

冷却と同じような効果をもたらします。

これらの液体は、冷たい必要はありません。

また熱射病では合併症に対して集中治療が必要ですので、

このような冷却処置を行いながら、設備や治療スタッフが整った

集中治療のできる病院に一刻も早く運ばなければなりません。

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